メンズファッション誌、メンズジョーカー突然の休刊!なぜ、ここ1、2年売上が苦戦し、休刊にまで至ってしまったのか徹底考察!

メンズファッション誌の中でも、
有名で人気もあったはずのメンズジョーカー。
そんなメンズジョーカーが2月10日の三月号を最後に休刊します。

トレンドの変化も雑誌としての戦略も、うまくハマっていなかった・・・
メンズジョーカーの休刊の理由を分析していきます。

突然の休刊の知らせに衝撃が走った・・・

メンズファッション誌の中でも、
定番だったメンズジョーカー。

メンズファッションのメディアでもよくおすすめされるほど人気のある雑誌、
ファッション雑誌不況でも安泰かと思っていった雑誌の一つが、メンズジョーカーでした。

しかし、そんなメンズジョーカーが、
今年2月10日発売の三月号をラストに休刊するそうです。
三月号で、その原因は売り上げの不振と書いてました。
メンズファッション誌業界がここまで不振だったのかと、驚きました。

現状、売れているかのように見える雑誌も、
これじゃあいつ休刊するかわからないですね・・・。
メンズノンノしかり、ファインボーイズしかり。

3月号には休刊の理由として、
売り上げが不振だということと共に、
SNSなど無料でファッションの情報が得られる環境になったことが述べられていました。

要するに、無料でファッションに関する情報を得られるようになったので、
有料のファッション雑誌を売るには厳しい・・、と。
でも、本当にそれだけが理由でしょうか。

私にはメンズジョーカーの雑誌としての戦略や、
テイストとトレンドが上手にマッチしてなかったことにも、
理由があるように思いました。

休刊まで付録を付け続けたメンズジョーカー。果たして読者は付録を望んでいたのか?

メンズジョーカーは頻繁に雑誌に付録を付けていました。
ニット帽やカードケースなどなど。
バリエーションは様々です。

メンズジョーカーはファッション雑誌の中でも、
頻繁に付録をだしていました。
二月連続で付録を付けている時もあったり、隔月ぐらいで付録を付けている時もあり。
とにかく付録を付けていたイメージです。

でも、その付録を付けている時、紙面がおざなりになっていたんですよね・・・。
まず、そもそも雑誌部分が薄い。
ページ数が本当に少なかったです。

しかし付録を抜いてしまうと、
1000円近くする雑誌とは思えない薄さになるんですよね。
しかも、内容もなんだか薄い。

私が付録付きの回のメンズジョーカーを買った際に、
肝心の紙面が毎月恒例のコーナーと、
代わり映えしないコーナーで、本当にがっかりした覚えがあります。

それで付録もちゃんとしてる物だったら、
まだ良かったと思うんですけどね。
はっきり言ってそんなこともなく。
というか千円程度の雑誌につく付録が、原価を考えるとちゃんとできるはずもなく。

メンズジョーカーは近年価格帯が下がってきたとはいえ、
セレクトショップオリジナル以上の価格帯の服を扱ってきました。
メインのターゲット層も20代中から後半のイメージで、
10代向けや20代前半向けの雑誌より取り扱う服の価格は高いです。

そんな価格帯の雑誌を見て、
洋服を選ぶ人たちが買う服やファッション小物って、
そんなに安くはないはずです。
きっとちゃんとした物を使いたいという意識があるはずなんですよ。

そんな人たちが、1000円の雑誌についてくる、
おそらく原価たかが数百円もいかない程度のファッション小物を手に入れて、
嬉しいですかね?使いますかね?

少なくとも私は使いませんでした。
私はリサーチのために毎月ファッション誌を6冊以上買っていました。
その中にメンズジョーカーが含まれていたのですが、
ついてくる付録は部屋の隅でほこりをかぶっているか、捨てるか、友達にあげるかでした。

実際、どう見ても安っぽいので普段使いしたくないんですよね。
ファストファッションを扱うファッション誌ならぞれもまだ需要があると思うのですが、
メンズジョーカーはしっかりとした価格の服を扱う雑誌ですから、
安っぽい付録を読者が喜ぶのかな?と。

しかも、ポーチ的なものが良く付録になっていたので、
そんなにポーチいらねえよ、と。

だから、毎月のようにメンズジョーカーを買うお客さんにとっては、
実際付録がいらなかったのではないかと思います。
むしろ購読を続けることを迷わせる要因だったのではないかと。

毎月買おうと思うお客さんはメンズジョーカーの紙面、
上質なアイテムを使ったファッションのスタイルが好きで購読していたと思うんです。
だから、安っぽい付録を付けて、紙面を薄くしていたメンズジョーカーは、
どんどんお客さんが離れていったのではないかと思います。

確かに付録に惹かれて新規の読者がつくかもしれませんが、
あまりにそればっかりだったというのが、私の感想です。

新規読者をえる努力も大事ですが、
その中で毎月購読したい雑誌でいる努力を怠ってしまった。
当たり前ですが、この二つのバランス感が、
ファッション雑誌を存続させていくうえでますます重要になっていくのでしょう。

メンズジョーカーに不利だったファッショントレンドの変化

メンズジョーカーはいわゆる「間違いのないスタイル」、
男性の(偏りはかなりあるものの)スタンダードなコーディネートを載せていました。
イメージで言うと、デニム、レザー、ミリタリーなどという、
男臭さの漂うアイテムを取り入れる。

それらを細身からジャストのサイズ感を維持して、紹介していました。
確かに、男らしくかっこいいを志向したスタイリングなんですよね。

しかし、今それがトレンドとして主流化というと、違います。

シャープでスタイリッシュなファッションより、
リラックス感のあるファッションが主流になりました。

実は男性のファッションにおいても、
ジェンダーレスがかっこいいという概念もだいぶ普及してきて、
男らしさが武器のファッションというのも実は下火。

ジェンダーレスというのは、ファッションにおいて性別の壁を取り払った服のこと。
例えばスカートを男性が履くというのは分かりやすい例です。
普段着としてより想像しやすい例もあります。

例えば、ゆるめのシャツやニット。
ゆるめのニットは女性にとっての萌えアイテム的なイメージもあり、
やわらかくて女性的ですよね。

そんなアイテムが今、流行的にメンズの主流です。
女性的なニュアンスのあるアイテムがメンズの流行りなんです。

そんな中、男くさいファッション一本で勝負していこうというのはやはり厳しい。

読者がメンズジョーカーを手に取って、
新鮮なファッションを提案していると思いずらい、
単純に真似しておしゃれになると思いずらい、
読者の目を惹かない、
トレンドから離れるとそういう事が起きてしまいます。

このメンズジョーカーをとりまくファッショントレンドも、
休刊にいたる大きな要因だったのではないでしょうか。

自分らしさvsファッションのトレンド。それは一人一人が自分のコーディネートを考える上でも大きな悩み。

ファッションのトレンドが変わろうと、
メンズジョーカーの持ち味が、
男らしく、細身またはジャストサイズのコーディネートだという事に変わりはありません。

ですが、ファッションのトレンドが変わって、
メンズジョーカーのスタイルは新鮮なものではなくなってしまいました。

そもそも新鮮なファッションとは?トレンドとは?

新鮮なファッションって重要なのか?と考える人もいると思います。
そもそも、新鮮なファッションとは何かという事をお話ししましょう。

ファッションのトレンドが変化すると街の風景が変わります。
トレンドというのは服の流行で、
流行が変わると街を歩いている人々のファッションが変わるのです。

そんな街の中でどんな人が目を惹いて、かっこいいか?
それは街行く人々のファッションによって変わります。

なぜなら、かっこいい、おしゃれの要素の一つに、
人と違う格好をするということがあるからです。
いわゆる、他の人との「差別化」です。

街行く人々の大多数と少し違う格好をしているけれども、
ちゃんと美意識にかなっていたり、
大きく違いすぎないというのが、
受け入れやすいおしゃれなファッションであると私は考えています。

大多数と違う新しいファッションを差別化のために、
ファッションにおけるトップ層が取り入れる、
それを一般の大多数が真似していく、
ファッションの流行はその様に生まれます。

そうして取り入れられた大多数と違うファッションも、
一般の人に真似されてしまい、
結局は大多数の街行く一般人がするファッションになってしまいます。

そして、おしゃれになるための要素の一つとして、
街行く大多数の人と違う服を着るという「差別化」の要素があるので、
ファッションのトップ層は新しいファッションを取り入れて、
一般人との差別化をはかります。

そうすれば人と違うファッションをする「差別化」という、
おしゃれになるために大きな要素を満たせるからです。
そうやってファッションの上位層に取り入れられるファッションが、
いわゆる「新鮮なファッション」なのです。

「新鮮なファッション」は「差別化されたファッション」。
だからこそ、真似すれば簡単におしゃれに見えやすい。

こう考えてみると雑誌という媒体にとって、
新鮮なファッションを提案することは重要ですよね。
しかし、メンズジョーカーの持ち味である、
男らしいスタイリッシュなコーディネートはその新鮮さを失ってしまったのです。
「差別化」の考え方で言うとそれじゃあ、厳しい。

トレンドと自分らしさ

じゃあ結局持ち味を捨てて、流行に迎合すれば良かったのか?というと、
私は違うとも思います。
やはり持ち味は持ち味なんですよね。

メンズジョーカーで今のトレンドに変に迎合したファッションを展開するというのも違いますし。
なによりずっとブレずに貫いてきたファッションがあるのに、
流行に迎合したファッションを提案しようとしても上手に提案できないと思います。

これは一人一人がどんな服を着るかにも通ずる悩みだと思います。
トレンドは確かに重要だ。
でも、自分はこんなファッションが好き。
トレンドのファッションは自分には似合いにくい。

要するにひとりひとりのファッションでも、
ファッション雑誌でも、
実はファッションデザイナーの世界においても(この場では触れませんが)、
「トレンドvs自分らしさ」
という戦いが起こっているのです。

これはファッションを語る上で無視できない、
永遠のテーマかもしれません。

「トレンドvs自分らしさ」というところでいうと、
メンズジョーカーは自分らしさを選びました。

変わらず男らしいスタイリングを提案する雑誌という、メンズジョーカーらしさを。

ですが、その自分らしさを認めてくれる固定ファンが、
継続して購入したくなる雑誌ではなくなってしまったのですよね。
前に述べたように、付録やらなんやらで紙面を貧相にしてしまって。

更にはっきりとは断言できませんが、
私にはたぶんメンズジョーカーって価格帯下がってる印象があるんです。
憧れる価格帯から、手が出やすい価格帯に。
昔はもっと上質な服を紹介しているイメージでした。
その代償に他の雑誌と似たようなものを紹介することが多くなってしまい、
メンズジョーカーらしさが伝わりずらくなったのかなと。

ただ、メンズジョーカーのように地に足付いた男らしいスタイリッシュなファッションを提案するブレない雑誌というのは、
ファッション初心者にとってとても参考になるものです。

ファッション初心者にとって、
時間をかけて一つのファッションのスタイルを理解するという事は、
おしゃれになるための方法の一つです。

だから毎号提案しているスタイルが大きく変わらないメンズジョーカーは、
毎号購入して、時間をかけて一つのスタイルを理解していくという勉強に向いていたのです。

それがトレンドを追う雑誌だとむずかしい。

一つの雑誌で色んなスタイルが入れ乱れていたり、
号によって提案するスタイルが違う事さえあるからです。

そんなファッション初心者が勉強しやすいメンズジョーカーという雑誌が休刊したことで、
ファッション初心者がファッション誌で勉強するという文化そのものが途絶えるスピードが速まったのではないかと、私は思います。

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